ゆとり(@yutori_recipe)です。
フリーランスの管理栄養士として
教育機関職員・執筆・監修・レシピ開発・コンサルティングなどをしています。
ゆとりの詳しいプロフィールはこちらもお読みくださいね!
現在『ダイエットアプリ』でオンラインのダイエット指導をしていますが、
ダイエットに関する誤解や思い込みをされている方がとても多いと感じています。
ダイエットというと、短期的に体重を落とすことと思っている方がほとんどなのですが、自分の身体は食べたものでできていますので、ずっと続けられる内容でなければ、一時的には体重を減らせてもすぐに元に戻ってしまいます。
そこで、こちらのブログでは【大人のダイエット】と題しまして、ダイエット中の皆さんの悩みや疑問を解決するヒントをお届けしたいと思います。
この記事はこんな方にオススメ
・テレワークで運動不足になり太ってしまった
・何度もダイエットに挑戦してリバウンドしている
・食べても太りにくい食品があるなら知りたい
・とにかく痩せたい
食べても脂肪になりにくい食品とその理由
食品には、それぞれ身体の中でエネルギーに変わるスピードが若干違います。
食べ物を食べると、食べた物は消化、吸収されて「糖」になり、血液を流れます。
この時、血糖値が上がります。
「糖」は、私たちの身体を動かすエネルギーになりますが、急激に増えると、
膵臓から「インシュリン」というホルモンが分泌されて、
今度は血糖値を下げて調整しようとします。
この「インシュリン」には、脂肪を作り、脂肪細胞が分解されるのを防ぐ働きがあるので、たくさん分泌されると、肥満の原因になってしまいます。「インシュリン」の分泌を抑えるためには、血糖値の上昇を緩やかにする食事が必要になります。
正確にはグリセミック・インデックス値といいます。
GI値は、食品が体内で吸収され、糖になって血糖値が上昇するスピードを計ったもので、
このGI値が低いものほど血糖値の上昇が緩やかになり、「インシュリン」の分泌も抑えられるので、食べても脂肪になりにくい食品ということになります。
食べても脂肪になりにくい食品を選ぶポイント
パン・もち・うどんなどは高GI食品です。
どれも消化が良く、血糖値を急激に上げます。
白米もいいのですが、よりGI値が低いものは精製されていない玄米です。
★白米より玄米のほうがGI値が低いので脂肪になりにくい
★食パンより胚芽パン・ライ麦パンの方がGI値が低いので脂肪になりにくい
★うどんよりそばの方がGI値が低いので脂肪になりにくい
GI値については、食品別の詳しい表などもありますので、調べてみてくださいね。
ただし、一切高GI値の食品を食べない!という極端な考え方は危険です。
糖質は身体や脳を動かすための大切な栄養素です。
極端に制限すると『低血糖」を引き起こす危険もありますので、今までの食事をベースにGI値を意識して食品を選ぶように心がけ、自分の体調や体重の変化を見ながら、量などを調節していきましょう。
また、風邪や夏バテなどで、胃腸が弱っている時などは、低GI食品は消化が悪いため、胃腸に負担をかけますので注意しましょう。
それからそれから・・・
『ゆとりつくる暮らしのレシピ』では、管理栄養士の知識と経験を活かし、【心とからだのゆとり・お金のゆとり・時間のゆとりをつくる暮らしの工夫】をテーマに綴りたいと思います。
また、Twitterでは、ゆとりの何気ないつぶやきや、日々の暮らしで見つけたちょっとお得な情報などを綴っていますので、ぜひフォローしてくださいね!