大人のダイエット

飲むだけで痩せる!?ダイエット補助サプリメントの真実

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ゆとり
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管理栄養士ブロガーの
ゆとり(@yutori_recipe)です。

フリーランスの管理栄養士として
教育機関職員・執筆・監修・レシピ開発・コンサルティングなどをしています。
ゆとりの詳しいプロフィールはこちらもお読みくださいね!

現在『ダイエットアプリ』でオンラインのダイエット指導をしていますが、
ダイエットに関する誤解や思い込みをされている方がとても多いと感じています。

ダイエットというと、短期的に体重を落とすことと思っている方がほとんどなのですが、自分の身体は食べたものでできていますので、ずっと続けられる内容でなければ、一時的には体重を減らせてもすぐに元に戻ってしまいます。

そこで、こちらのブログでは【大人のダイエット】と題しまして、ダイエット中の皆さんの悩みや疑問を解決するヒントをお届けしたいと思います。

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では!スタート!

私がダイエット指導をさせていただいている「ダイエットアプリ」には、
よくこういった相談が寄せられます・・・

「○○を飲んでいますが、身体に影響はありませんか?」
「○○は飲むだけで痩せるって本当ですか?」

などなど・・・

テレビのCMや雑誌、インターネットなどでも、

「こんなに痩せてどうしよう!」

「痩せすますので注意が必要です!!」

「努力せず、飲むだけで痩せる!」

巧みなキャッチコピーでさまざまなサプリメントが宣伝されています。

実際にサプリメントを飲んでいる方もいらっしゃると思いますが、自分自身が毎日口にしているサプリメントが何から作られていて、どういうメカニズムで痩せるのかという科学的根拠や、身体にどういった影響を及ぼすかなどを調べた上で飲んでいる方は少ないのでは!?

ゆとり
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今回はダイエットサプリメントについて書きたいと思います!

 

この記事はこんな方にオススメ

・年齢を重ねて痩せにくくなった
・何度もダイエットに挑戦してリバウンドしている
・サプリメントにたくさんのお金を使っている
・自分の飲んでいるサプリメントが安全なものか知りたい

サプリメントは薬?

医薬品は薬機法(旧薬事法)上で承認を受けているもので、
成分、分量などの品質、安全性、使用方法、成分など厚生労働省の厳しい審査を受けて合格したものだけが医薬品となります。
用法、用量、効能、効果、それに使用上の注意などの表示が義務付けられています。

  出典▶︎厚生労働省「健康食品」のホームページ:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/hokenkinou/index.html(閲覧日:2020年5月6日)

 

一方サプリメントは食品です。日常的な食事の偏りを補う目的のものです。
効能、効果が認められているわけではないので治療の目的で使用されることはありません。

ゆとり
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サプリメントは薬ではなく食品!

このことをよく覚えておく必要がありますね。

サプリメントの種類ってどんなものがあるの?

一般的に流通している主なサプリメントをおおまかに分類すると、「ビタミン系」・「ミネラル系」・「アミノ酸系」・「ハーブ系」の4つに分けることができます。

ビタミン系サプリメント

一番身近なビタミンC・ビタミンEなどのサプリメントのことです。
ビタミン系サプリメントは研究がとても進んでいて、ビタミン系サプリメントを飲んだ時の効果なども、科学的根拠がしっかりしたデータがたくさんあり、比較的安心して摂ることができるサプリメントです。

ただし、ビタミンA・D・Kなどのビタミン系サプリメントは過剰摂取に注意しなければならないものもあります。

ミネラル系サプリメント

カルシウムやマグネシウムなどのミネラルが摂れるのサプリメントのことです。

ミネラルは歯や骨を作るもとになったり、筋肉や内臓を動かすために必要であったりと、ビタミンと同様に人間が生きて行くために重要な働きをしています。

ミネラル系サプリメントも比較的科学的根拠がしっかりしている分野ですが、ビタミン系サプリメントよりも過剰症状を起こしやすいので、摂取量には十分に注意しましょう。

アミノ酸系サプリメント

筋トレをされている方は飲んでいる方が多いのでは!?

最近は、ジュースやスポーツドリンクなどでもアミノ酸入りの物をよく見かけますよね。

アミノ酸はたんぱく質を構成している最小の成分です。人間の体はたんぱく質から作られていますので、まさに人間はアミノ酸で出来ていると言ってもおおげさではありません。
アミノ酸の種類により、さまざまな効果が期待できますが、こちらも過剰摂取には注意が必要です。

ハーブ系サプリメント

食欲を低下させる、食べたものの吸収を抑えるなど、ダイエット補助サプリメントとして売られているものは、主にこのハーブ系サプリメントです。

ハーブ系サプリメントは種類が多く、海外では医薬品として使われているものもあります。
一般的に有名な物では、「ブルーベリー」「イチョウ葉」「キダチアロエ」などがあります。

ハーブと言うと、薬草で副作用がないようなイメージがあるかもしれませんが、実際には健康被害例が一番多いものがハーブ系サプリメントです。

ハーブは非常に種類が多く、研究が十分に進んでいない物がたくさんあることと、普段日本人が食べない素材が使われることもあるので、よく下調べをして選びたいサプリメントです。

一時期人気があった「ガルシニア」ですが、現在は厚生労働省より安全性が問題視されています。「ガルシニア」のような安全性や効果に疑問のあるサプリメントは現在も数多く売られています・・・。

ご自身が飲んでいるサプリメントの安全性について調べたい場合は、
厚生労働省の『健康被害情報・無承認無許可医薬品情報』で調べてみてくださいね。

安全なサプリメントの選び方

サプリメントを手に取った時・・・

「飲むだけで痩せる!」
「カロリーカット!」
「いくら食べてもなかったことにする!」
「女優の○○さんご愛用!」

などという魅惑的なキャッチコピーにはひとまず目をつぶり、
まずは表示ラベルを見てみましょう。

表示ラベルを見ると、そのサプリメントがどのようなものなのかを見極めることができます。

サプリメントを選ぶときにチェックしたい3つの項目

普段から自分が食べている食材や栄養素からできていますか?

レモンやグレープフルーツ、かぼちゃなど普段の食事で口にするようなものからできているものであれば問題ないのですが、聞いたこともないような植物や外国にしか生息しない生物などからできているようなものは、日本人が昔から食べ慣れていないものなので、身体に合わない可能性が高く、副作用が隠れている危険性もありますので避けましょう。

そのサプリメントは「天然もの」ですか?

サプリメントには、「天然もの」と「合成品」があります。
市場に出回っているものの主流は「合成品」がほとんどです。

「天然もの」は値段が高いのですが、身体に吸収されやすく比較的効果が期待できます。

見分けるポイントは、原材料名に食品の名前が書かれているかどうか・・・

例えばビタミンCなら、「天然もの」はアセロラやグレープフルーツ などと記載されているのが一般的です。「合成品」の場合は、アスコルビン酸やビタミンCと書かれています。

「合成品」がなぜ主流になっているかというと、大量生産できてコストが安いことと、ビタミン以外何も含まれないので腐りにくく、扱いやすいから。

どちらにしても消費者の健康よりも製造元の都合で作られたものです。

選ぶなら、身体にやさしく比較的効果の期待できる「天然もの」を選ぶようにしましょう。

添加物はどの程度含まれていますか?

サプリメントは扱いやすい錠剤にすることが多いので、全くの無添加で錠剤の形にすることは難しいようです。

「ショ糖脂肪酸エステル」などは錠剤に加工するための増粘剤の代表的なもので、ほとんどのサプリメントに使用されています。「ショ糖脂肪酸エステル」のほか、香料や甘味料、保存料、防腐剤などはなるべく含まれていないものを選びましょう。

サプリメントについてのまとめ

サプリメントはあくまでも、普段の食事の補助として飲むもの。

健康になるために飲むものです。

どんなに科学的根拠のある良いサプリメントでも、
やはり人によって合う合わないがあるようです。

身体の一部となるものだから慎重に選び
1か月続けてみて身体に合わないようなら使用を中止しましょう。

また、ご自分が飲んいるサプリメントの健康被害が報告されていないか、
定期的に厚生労働省の『健康被害情報・無承認無許可医薬品情報』
チェックしてみましょう。

ゆとり
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くれぐれも危険なサプリメントに手を出して、
生理が止まったり、腎臓や肝臓に負担がかかり、
からだを壊したりすることのないようにしましょうね!

 

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